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有限会社ロボテック様
有限会社ロボテック様
兵庫県加古川市に本拠を構える有限会社ロボテック様。
溶接ワイヤーの送給ケーブルとして実用新案を取得したスーパーフレコンを筆頭に、
先代から引き継いだ高い技術力で工業機械の導入や修理等を行なっておられます。
以前は自社サイトをお持ちであったものの
「毎月の固定費がかかる」「事業に活きている感じがない」ために、
サイトの維持管理を諦め、その後はサイトを持たない状態で事業活動を行なってこられたそうです。
ただ、代表取締役である田辺様は「今時ホームページを持っていないのはどうなのか?」という想いと
「事業に対して役に立たないホームページに費用がかかるのは不満だ」
という想いのジレンマに悩んでこられたそうです。
私どもで事業の現況をヒアリングさせていただいたところ、
そもそもこれまで集客面においてWebを利用せずに運営されており、社員数もそれほど多くないため、
わざわざWeb担当者を置いたり育てたりしてまで、集客にWebを利用する必要性を感じませんでした。
また普段からお付き合いのある商社様からある程度継続したお引き合いもきており、
反対に商社様を通さない取引は、ロボテック様の負担が大きくなるため避けたいというご意向でした。
負担が大きくなることを避けたい、という点についてお伺いした際に感じたのは、
現在お仕事の中に何か負担になっていることが既にあるのではないか、ということでした。
そこでさらに詳しくお話をお伺いしていくと、現在の事業の課題で、
なおかつWebの力で解決できる内容が見えてきました。
クライアント | 有限会社ロボテック |
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業種 | 製造業 |
サイトURL | https://robotech16.com/ |
提供サービス | コーポレートサイト |
制作担当者 |
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有限会社ロボテック様の課題
- 商品であるスーパーフレコンについての問い合わせ窓口が電話しかなく、電話対応に時間を取られる。
- お問い合わせに電話をしてこられた方の中で、前提知識についての理解度に差があり、説明に時間がかかる場合がある。
- 口頭でのやり取りの場合、互いに商品の同じ部位を見ているとは限らないために説明が難しい場合がある。
RIGADELからのご提案
現在対応に神経を遣っておられるのが、電話でのお問い合わせであるとのことでした。
電話でのやり取りは、互いが同じものを見ながら説明できるわけではないので、
商品について尋ねられた際に的確に応えたつもりでも、
相手方には伝わらなかったりする場合もあります。
田辺様は自ら積極的に現場に足を運ばれるなど精力的に活動されており、
また最も商品についても知識があるので、外出先等でも電話対応を行なっておられるご様子でした。
そのため、作業中にかかってきた電話で想定より時間を取られたりする場合もあり、
だからと言って電話対応を他に任せるのも難しいという状態でした。
私どもは、田辺様とお話をさせていただき、
「売上や集客アップのためのホームページ」ではなく、
「田辺様や従業員の方がより業務に集中できる環境を作ること」
をゴールとしたホームページ制作をご提案。
下記の内容を実現することができるホームページを作りましょうとご案内しました。
- そもそもの電話の数が減るようにする
- そのためには、電話せずとも悩みが十分解決するコンテンツを盛り込んだホームページを用意する必要がある
- 仮に電話がかかってきても、ホームページへ誘導することで、電話対応の時間削減につながる 電話対応の時間が減少することで、より目の前の業務に集中することができ、結果として事業活動が活発化し、売上面に貢献できる
私どもの提案は、
ロボテック様にとってもサイトを持つ理由として大変明るく受け入れていただき、ご契約となりました。
制作後の成果
制作後、早速ホームページを活用していると嬉しいお言葉をいただきました。
商品の購入検討者や使用者だけではなく、
お付き合いのある商社の担当者の方にもホームページを見てもらうことで、
商品説明が十分以上に達成できるため、電話対応が明らかに楽になったとお喜びいただけました。
ロボテック様は今回のサイト制作と同時期に新社屋へと移転されたため、
サイトに新しい社屋の写真を掲載したり、
別の商品についても掲載したりしていきたいと、
ホームページの活用にとても前向きなご意見をいただいております。
当初は、以前のホームページを事業に活かせていなかったために、
ホームページやWebに対してネガティブな感情もなかったわけではないようでした。
納品を終えた今では、新しいホームページの効果を感じていただけたことで
ポジティブに捉えていただけるようになり、制作に携わった身としては大変嬉しく思います。
新しい社屋へもご招待いただき、作って終わりのただの制作者としてではなく、
ビジネスパートナーと認めていただけたような心地です。
私たちも、ロボテック様とこれまで以上に良好な関係を築きながら、
ホームページの運用等をサポートしていく所存です。